1. HOME
  2. お知らせ
  3. FMFUJI『山梨トリビア』で当社のことをご紹介下さいました。

FMFUJI『山梨トリビア』で当社のことをご紹介下さいました。

令和4年3月17日、山梨自由研究家の前田友和氏が、毎週放送のFMFUJI『山梨トリビア』で当社のことをご紹介下さいましたので、その内容をご披露させて頂きます。

はい、山梨自由研究家の前田友和です。
今日の山梨トリビアは、「大嶽山那賀都神社」についてお話したいと思います。
山梨市三富の大嶽山那賀都神社をご存じでしょうか、甲府盆地から雁坂トンネル方面に車を走らせて、西沢渓谷の少し手前くらいにございます。山梨には素晴らしい神社がたくさんございますが、県下第一といってもよいほど素晴らしい神社です。しかし、県民の多くの方がこの神社のことをほとんどご存じないように思いますので、今回取り上げさせていただきました。
大嶽山那賀都神社は、山岳信仰の雰囲氣に満ちた不思議な神社です。山の神の大元締である大山祇神(おおやまづみのかみ)、雷の神である大雷神(おおいかづちのかみ)、水の神である高○神(たかおあかみのかみ)をお祀りしています。
大山祇神は、富士山の神様として知られる木花咲耶姫や、磐長姫の父神にあたります。この神社は古くから修験道と深い関わりがありますが、深い山の中にあるというだけでなく、駐車場から下りて拝殿まで約Ⅰ㎞も坂道を上っていくという、氣合の必要な神社です。サンダルやハイヒールは言語道断で、登山靴で参拝してもよいくらいです。
今の時代は「バリアフリー」が標語のようになっていますが、この神社はある意味ではその対局です。参拝すること自体、結構エネルギーが必要なのですが、だからこそ、神社に満ちている霊氣は、1日に何百人何千人も訪れるような神社とは別物で、ちょっと怖さすら感じるほどです。神への畏れを感じられる神社というのは、現代ではとても貴重だと思います。
大嶽山那賀都神社は、祝詞の奏上も独特です。一般的な神社とは異なり、太鼓をどんどこ叩きつつ、歌のような節回しをしながら進めてゆくのです。つまり、お寺のお経に非常に似ています。そもそも、かつての神社はお寺と深く結び付いていた時代がありましたし、修験道自体、神社と仏教の両方に深いつながりがございます。大嶽山那賀都神社は神仏分離の前の在り方を大切に残していると言えるのかもしれません。
大嶽山那賀都神社を知らずして、山梨の神社好きは語れないでしょう。ぜひ一度参拝されることをおすすめします。
今日の山梨トリビアは、「大嶽山那賀都神社」についてご紹介しました。

お知らせ

お知らせ一覧

大嶽山那賀都神社の紹介

奥宮登拝

例大祭

大祓式

紅葉薪祭

御祈祷

国道から駐車場まで

参道風景